漫画『痴○の存在しない素晴らしいセカイ -海編-』は無料で読める？あらすじや読む方法を徹底解説

レビューコメント

• なぜか追随者がいない認識不可モノ。エロ特許でも取ってんのかな? タイトルに痴漢という文字は入っているが、近いシチュエーションは｢催眠による認識改変｣だろうか。 状況を言い換えるなら、｢ヒロインだけ催眠のかかっていないセカイ｣である。これが尋常ならざる扇情を齎す。 何故ならこれは『自らの意思で受け挿れている』からだ。 痴漢モノの場合、声が出せない或いは痴漢師の巧みな脅迫によって受け挿れざるを得ない状況に追い込まれる。 催眠モノの場合、金縛りならば肉体の自由を奪うことによって、認識改変ならば受け挿れることを当たり前とすることによって性交を為す。 本連作はそのどちらとも異なる。 最初に認識不可モノと書いたが、唯一、主人公にだけこれが当てはまらない。 主人公の状況に最も適した表現を選ぶなら、それは『同調圧力モノ』である。 そう、ヒロインは挿入を受け容れる必要がない。いつでも逃げられるはずだ。しかし、しない。 ｢常識は『痴漢に反応しない』こと｣だからである。 もっと言い換えてみよう。 この連作は、｢催眠ナシで常識改変に至る道程｣である。 ここまで言えば、何故愚息の怒張を禁じ得ないのかが分かる。 時を経て化わるということは即ち、堕ちる――ということなのだ。 かの寝取られにもあるエッセンス。度重なる快楽責めに遭い肉体が常識が情欲に染め上げられる、ただただ溺れゆく。 社会と上品と人を余分に纏った美しき化粧が堕ちて、下品に女。淫乱に女。女の体。 絡み、歪み、開け放たれたのはあなたの性。 彼女が歩んだ道は痴漢の道の上でも催眠の道筋でもないが並んでいた。そして実を結んだ交差路だ。 だってここは ここは 痴漢なんて存在しない―――――― 是非ともシリーズの総集編から手に取ってみてほしい。調教無しにそこへと描ききった作品を私は他に知らない。 それでも終着点じゃないまだ伸びる道の途中、だから嬉しい
  
• 痴○(という概念)の存在しない素晴らしいセカイを描いたシリーズ第6作、ビーチでの一幕。 結論から言うとついにひまりちゃんが堕ちます。シリーズ追ってた人は迷わず買って良し。 タイトルやサンプルに惹かれた初見の人は総集編も合わせて読むべし。最初の彼女を知っているとラストのエロ度が段違いになる。 先に書かれている方が居るが、この作品の醍醐味はその特異性にある。 痴○モノではあるが単純な痴○ではない、○眠でも常識改変でもNTRでもない、そのテイストを纏った新しい『何か』である。 今まで有りそうで無かった、このある種異様な『素晴らしいセカイ』が奇妙な興奮を掻き立ててくれる。 肝心の内容だが、相変わらず開始早々から日常(異常)風景が繰り広げられる。遠慮も躊躇も無く次々と弄ばれるヒロイン達、しかし疑問に思うのは一人だけ… ここまではお約束展開だが、ひまりちゃんも慣れてきたか先にハメられる二人を見て、どこか期待しているような節も? そんな中、ついにご開帳され…るも、その矛先はアナルへ。 その後もまるでおあずけされるかのように、一人だけ執拗にアナル。 途中、挿入の余波で刺激された子宮がハート型になっちゃってるのが、もどかしさを物語る。 一息ついた後もハメられ続ける二人。 疼く身体、両隣で響く淫音、無関心な『セカイ』―― 正気が狂気に塗りつぶされていき、やがて浮かび上がる思い。 誰 で も い い か ら 蕩けきった表情、歪んだ文字で表現された雌の本能に、圧倒的カタルシスを禁じ得ない。 1作目から読んでいる身としては「ついにここまで来たか」と感慨深ささえ覚えた。「誰でもいいなら、俺いいっすか!?」と言いたくなる破壊力。 …欲を言えばラストにカフェ編であったような、定点観測による堕ちたひまりちゃんの痴態が挟まっていれば完璧だったが… まだまだ続くようなのでそれは続編に期待!ですかね? 完結まで追うことを決意するに足る、とにかく極上の一冊でした。